「リンダ リンダ」じゃなくて「リンダ リンダ リンダ」

昨日までとウッテカワッて、今日は暖かい日となっています。TSUTAYAに、朝の開店時に行って借りてきたのがこの「リンダ リンダ リンダ」という映画です。
ストーリは、高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナル曲を練習していた女子高生バンドが、トラブルから急遽、韓国からの留学生をボーカリストに向かえ、けして日本語が上手というわけではなくて、ブルーハーツのコピーをやることになります。そこから、ライブ本番までの4日間の出来事が描かれます。
なんていうのか、バンドの練習というと、女子高生のジャズバンドの映画を思いうかべますが、そこまでのことはなくて、あわく短い期間が描かれていきます。だからなのか、すごく自然な感じがして、すんなり見れてしまいました。自分が高校生でバンドやっていたら、こんなことあるかなって思えるような内容なのです。
また、リアルタイムに高校生ならバンドをやろうかって感じになるし、そうではない大人が見たら、昔やってたバンドのテープを聞いてみたくなるかもしれません。そんな、わかるわかるの映画です。人は、それをノスタルジーというかもしれません。そして、最後のライブシーンでは、一緒に飛び跳ねたくなるかも。


出演は、バンドのメンバーに、ペ・ドゥナ前田亜季香椎由宇関根史織(Base Ball Bear)。他に、三村恭代湯川潮音、山崎優子(me-ism)、甲本雅裕。監督は、山下敦弘
あと、夢のようなすごく印象的なシーンで、ピエール瀧さん、りりィ、ラモーンズさんが出てきます。特にラモーンズさんたち、びっくりしました。


全編に、ザ・ブルーハーツの演奏が流れる映画じゃないですが、実際全部流れるのは最後の「終わらない歌」ぐらい、大満足な映画でした。

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